離婚時のお金の整理で失敗しないために|財布を分けるときの注意点

離婚にあたって夫婦の財布を分ける際には、口座の整理やお金の移動方法に注意が必要です。
離婚後のトラブルを防ぐために、事前に押さえておきたいポイントを離婚カウンセラーが解説します。

1.離婚届提出前に資金整理を行う

預貯金の整理は、可能であれば離婚届を提出する前に進めておくことが望ましいでしょう。

離婚が成立すると法律上は他人となるため、その後に相手名義の口座へ手を触れることは、トラブルの原因になりかねません。

後々の誤解を避けるためにも、必要な資金移動は早めに済ませておくことが安心につながります。

2.現金ではなく「振込」で記録を残す

口座間でお金を移す場合、現金を引き出して渡す方法は避けた方が無難です。

現金のやり取りは記録が残りにくく、「いつ・いくら・何のために動かしたのか」が分かりにくくなります。

離婚に関連する金銭の移動は、夫婦間であっても振込を利用し、履歴が残る形にしておくことをおすすめします。

3.清算内容は必ず書面で整理する

預貯金をどのように分けたのか、どの口座を誰が引き継いだのかなど、金銭の清算方法は必ず書面に残しましょう。

口頭で済ませてしまうと、時間が経った後に「言った・言わない」の問題が生じることがあります。

簡単なメモでも構いませんので、内容を明確に記録しておくことが、将来の安心につながります。

4.家族カードの利用停止・解約を忘れない

離婚後は、家族カードの利用資格も失われます。

知らずに使用を続けてしまうと、カード会社の規約違反になる可能性があります。

離婚が決まった段階で、必ず解約や利用停止の手続きを行いましょう。

5.引き落とし口座の名義を見直す

クレジットカード以外にも、携帯料金やサブスクリプションなど、相手名義の口座から自分の支出が引き落とされているケースは少なくありません。

引き落とし先の変更には一定の時間がかかることもあります。

離婚後に不要なトラブルを避けるためにも、早めに引き落とし口座の確認と変更を進めておくことが大切です。

まとめ

離婚に伴うお金の整理は、精神的にも負担を感じやすいものです。

しかし、一つひとつ丁寧に整えていくことで、離婚後の生活を落ち着いてスタートさせることができます。

不安がある場合は、専門家に相談しながら進めることも前向きな選択です。

将来の自分のために、無理のない形で準備を進めていきましょう。