相談事例2

Q:結婚して5年になりますが、3年前子どもが生まれた頃からケンカが多くなり、最近夫婦の会話がなくなりました。
子育てもそれなりに手伝っているつもりですが、妻はずっと機嫌が悪く、子どもが寝た後はお互い別室で過ごしています。子どもはかわいいですが、家に帰るのが苦痛で、まっすぐ帰らないことが増えました。毎日帰りが遅いので、妻はますます不機嫌になったように思います。
もう一度仲の良い夫婦に戻ることはできないでしょうか?

 

A:仕事で疲れて家に帰っても、妻が優しくしてくれなかったら、帰る気も失せてしまいますよね。
帰宅が遅くなれば、お子さんと過ごす時間も減ってしまいますから、ますます辛いと思います。

 

男性が思う以上に、子育てというのは大変なもの。
子どもができた後は、子育ての大変さももちろんあるのですが、夫に大変な気持ちをわかってもらえないということでストレスを抱える妻が多いのです。
もちろん、できることは手伝った方がいいですが、それよりも大切なのは奥様の気持ちを理解すること。
子育てを直接手伝うよりも、子育てで大変な奥様をサポートするという意識の方がうまくいきます。

 

お付き合いしていた頃、新婚の頃を思い出してください。
奥様がどんなものが好きで、どんなことを喜ぶか、ご主人ならわかるはず。
まずは、子育てを頑張っている奥様へのご褒美として、好きなものや、好きなことができる時間をプレゼントしてあげてください。

 

妻が会話をせず、黙り込んでしまうのは、「どうせ夫は自分の気持ちなんてわかってくれない。」と思ってしまったとき。
放置していればどんどん心を閉ざしてしまい、離婚問題にまで発展しますから、今すぐ奥様の心に寄り添うことを考えた方がいいです。

 

妻が機嫌を悪いときこそ、触らずにおくのではなく、近寄った方がいいです。
女性は自分を大切にしてくれない男性には心を開きません。
逃げるような態度になれば、妻は「所詮自分は大切にされていなかった」と思い、ますます口を閉ざしてしまいます。
あなたは妻に選ばれたたった一人の「夫」なのですから、自信をもって妻に接してください。

 

こじれた夫婦関係は、大きく動かそうとするのではなく、ちょっとしたことを積み重ねた方が改善します。
日々のあいさつ、感謝の言葉、小さなプレゼントなど、できることはたくさんあります。
恐れずに、思いついたことをどんどん実践してみてください。
きっと流れが変わります。

 

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