結婚生活では妻が決めることが大事

結婚生活においては、夫にいろいろ決めさせるのではなく、妻の方が決めることが大事です。

多くの家庭では、表向きは二人で話し合って決めたことになっていても、実質的には妻が何でも決めているはずです。

今晩のおかずはもちろん、家を買うときにも、家族旅行の行き先も、子どもの習い事や進学先も…

 

男性は女性ほど決断力がありませんから、決めるという作業が苦手です。

何でも夫に決めさせて、私はそれに従いますという態度では、何も決まらないし、前に進まないことがあります。

一方で、男性のプライドとして、何でも妻の言うとおりにするのも嫌なところがあります。

夫を育てる上では、そのことを意識しておかなければなりません。

 

女性は、結婚生活のことは自分で決めてかまいませんが、最終的な決断だけは夫に委ねるのがポイントです。

そのためには、夫に決めさせるためにいくつかの選択肢を用意しておき、自分が決めている選択肢を選ぶのが良いという根拠も同時に用意してくことです。

 

たとえば、

「私はAとBどちらでもいいと思うんだけど、Bは○○なところがちょっと気になるのよねぇ。

もちろん、Bも悪くないし、Bでもいいのよ。

でもAには□□というメリットがあるし、それはBにはない点だと思うの。

ああ、私は決められないから、あなたが決めて!」

 

たいていの夫は、このように言われれば、「じゃあAにすれば?」と言うはずです。

そうやって、最終的には夫に決めさせて、夫に責任感をもたせることが「夫育て」です。

 

男性は優柔不断ですから、女性は結婚生活を続けているうちに、何もかも自分で決めるのが嫌になったと思うこともあると思います。

もし妻が自分で決めることをやめて、夫に任せることをしてしまったら、途端にうまくいかなくなることがあります。

 

結婚生活を続けていくうえでは、女性が覚悟して、いろんなことを決めていく必要があります。

夫の決めたことに文句を言う女性は多いですが、妻の決めたことに文句を言う男性はそれほど多くないのです。

女性が決めたこと自体は、男性はそれほど不満に思っていません。

男性も、自分が決められないことがわかってますから、「女が決めたことは仕方ない」と思っているのです。

女性は、結婚生活をしっかりナビゲートしながら、最終的には夫に決めさせる形をとり、夫を立てるようにしましょう。