女性の心をつかむには、自己アピールよりも共感です
男性の方のご相談では、「女性の気持ちがわからない」「どうすれば思いが伝わるのか?」というものが多いです。
女性の心をつかむには、コツがあります。
コツさえ知っていれば、決して難しくはありません。
しかし、コツを知らなければ、いつまでも空回りしてしまいます。
たとえば、気になる女性がいてこれからアプローチしたいという場面では、男性は一生懸命自己アピールします。
「僕は結構面白くていいヤツです。好きになってください。」という感じで、自分主語で攻めしてしまうパターンです。
残念ながら、どんなに自分の素晴らしいところをアピールしても、女性には響きません。
女性が興味を持つのは、自分の気持ちに共感してくれる男性です。
だから、自己アピールよりも、相手に関心を持って共感することの方がよほど大事なんです。
モテたかったら、「君のことがもっと知りたい」と言って、いろいろと聞き出し、褒めたり共感したりすればいいのです。
女性は、自分のことに関心を持って、自分の気持ちに共感してくれる男性なら、最初はタイプではなくても、だんだん心惹かれるものなのです。
ですが、モテない男性というのは、相手を変えながら延々と自己アピールを続けていることが多いです。
どこかに自分に興味を持ってくれる女性がいないかどうか探し続けているのでしょう。
自分に興味を持ってほしかったら、まず相手に興味を持ってください。
結婚して、夫婦間で問題が起こり、妻から離婚を要求されたけれど修復したいケースでも同様です。
自分主語で決意表明してしまう男性が多いのですが、それでは妻は「どうせ口だけでしょう?」と思うのです。
今後のことは、今言葉で言うよりも、行動で示していなければなりません。
たとえば、浮気などの失態があり、妻の信用を失ってしまうこともあるでしょう。
そんなとき、妻に許してもらいたい、関係を修復したいという男性の多くは、ひたすら謝罪と今後の決意表明を繰り返しています。
それだけでは、妻の気持ちは動きません。
謝罪は最低限すべきことですが、必要なのは決意表明よりも共感なんです。
つまり、妻の傷ついた気持ちを理解することです。
自分は反省している、自分はこれから気を付けるといった自分の気持ちを押しつけることより、妻の気持ちに寄り添うことが大事です。
「辛かったんだね。傷ついたんだね。本当にごめんなさい。」という共感がなければ、女性の気持ちは動きません。
自分の良いところや素晴らしい決意をアピールしたい気持ちはわかります。
ですが、女性は自己アピールや決意表明ばかりする男性が苦手です。
女性に対しては、共感が9割です。
それさえ理解していれば、女性と良い関係を築くことは決して難しくはないのです。