夫婦間のLINE。気持ちを伝えるポイントは?
夫婦喧嘩をしたときや離婚の話になっているとき、直接話すのを避け、LINEやメールに頼ってしまうことはないでしょうか?
文字によるやりとりは誤解が生じやすく、状況がさらに悪化することが多くなります。
できれば、直接話すのがいいですが、既に別居していてすぐに話せないこともあると思います。
今回は、夫婦間のLINEで上手に気持ちを伝えるために、押さえておきたいポイントを3つピックアップします。
1. 長文を書かない
いちばんやめた方がいいのは、長文のLINE、メールを書くことです。
相手に何とかして気持ちを伝えたい、わかってほしいという気持ちが強いと、つい長文を書いてしまいがちです。
ですが、それでは逆に言いたいことは伝わりません。
特に、LINEは長文のやりとりをするためのツールではないので、長文だと非常に読みにくくなってしまいます。
書けば書くほど、相手はきちんと読んでくれなくなります。
また、長文を書くほど誤解を招く要素も多くなり、言い訳のしようもなくなってしまいます。
LINEやメールを書いたら、送信する前に必須でないところは削除してください。
余分なところを削って削って、最後に残った一言がいちばん伝わる言葉なのです。
2. 最初の文章の主語は「私」ではなく「あなた」
最初からいきなり「私は〇〇したい」「私は〇〇と思う」と自分を主語にして決意表明を書かないでください。
最初に書く文章の主語は「あなた」です。
自分の気持ちをわかってほしいなら、その前に相手の立場に立つことが必須です。
「あなたはきっと傷ついたと思う」「あなたも悩んだはず」等々、相手を主語にして相手の立場に立った言葉を書く。
もしくは、「体調どうですか?」など気遣いの言葉から始めましょう。
相手は、自分の気持ちをわかってくれない人の気持ちなど、わかろうとはしないのです。
自分の気持ちをわかってほしければ、まず相手の気持ちをわかろうとすることです。
3. 結論を先に書く
長文を書いてしまう人にありがちなのが、結論がいちばん最後に書いてあるので、何が言いたいのかわからないというパターンです。
どんなに結論に立派なことを書いてあっても、結論が後になっていると、「くどくどと言い訳している」という印象になってしまいます。
「起承転結」はLINEやメールには当てはまりませんから、結論は先に書きましょう。
まとめ
LINEやメールでは、相手を気遣う言葉から始まり、最初に結論を書く、そしてその理由をできるだけ簡潔に説明する、これが鉄則です。
それ以上はいくら文字で書いても伝わりません。
直接会うか、電話して伝えることを考えてみてください。
ゆらこオフィスの「夫婦関係修復サポート」では、夫婦間のLINEの添削をはじめとしたコミュニケーション全般のアドバイスをします。
関係修復のためには、日々のコミュニケーションの積み重ねが大事です。
最初は夫婦カウンセラーが細かくアドバイスしますが、やがて自分の力で気持ちを伝えるコミュニケーションができるようになります。
夫婦関係修復に本気で取り組みたい方、まずはカウンセリングをお申し込みください。