男は妻の浮気を許せない
妻の方が浮気をし、夫にバレて夫婦関係に亀裂が入ることがあります。夫は妻の浮気をなかなか許すことができません。妻の浮気からの夫婦関係修復はかなり難しくなります。自分が浮気してしまったせいで、夫婦関係がぎくしゃくしてしまい、離婚もできずに困っている方もいるのではないでしょうか?
妻に浮気された夫はモラハラを始めることも
男性は女性より弱くて傷つきやすいです。妻に浮気されたら、「他のオスに負けた」と感じ、特にプライドが傷つきます。傷ついた自分を守るために、自分の器を狭くしてしまうようなところが男性にはあるのです。
女性の場合には、夫の浮気も最終的には許せる場合が多くなっています。女性は夫の浮気をきっかけに、自分の器を大きくして、それを受け止められる自分になれます。
男性はなかなかそうはいきません。妻の浮気の後、急に子どものようにわがままになったり、モラハラ的な行動をしたりする男性も多くなっています。男性は、女性のようにうまく割り切ることができず、妻を許せない自分ともいつまでも戦ってしまうのです。
男性は妻に浮気されても、自分から離婚もなかなか決められません。だから余計苦しんでしまいます。
妻の浮気からの修復は頓挫しやすい
妻の浮気がわかったとき、夫婦間の話し合いで「やり直そう」という結論に達し、再構築を目指すこともあると思います。しかし、その後も夫の方は疑心暗鬼になってしまい、結局はうまくいかなくなるというパターンが非常に多いです。
妻の浮気を経験した夫は、些細なことでも妻を疑ってしまいます。何かあると妻の過去の浮気を持ち出して嫌がらせを言ったりするので、妻の方がだんだん我慢できなくなってくるのです。
浮気の告白はNG
女性の場合、良かれと思って自分の浮気を夫に告白してしまう人も多いです。女性には、「私のことを愛しているなら、どんな私でも受け入れてほしい」という気持ちがあります。パートナーには、浮気をしなければならなかった自分の気持ちも、受け止めてほしいのです。だから、わざわざバレてない過去の浮気まで告白してしまうようなこともあります。
ですが、夫の方は現在、過去、未来、関係なく、妻の浮気を受け入れられるほどの器の広さはありません。男性には女性のような割り切り力もないのです。浮気を夫に告白したら、夫婦間がぎくしゃくすることになってしまうでしょう。
浮気した後ろめたさは自分で引き受ける
女性は、何かのはずみで浮気をしてしまったとき、夫に隠し事をしているのが辛くなってしまうことも多いと思います。夫が誠実があればあるほど、裏切ったことに罪の意識を感じてしまうでしょう。だから、自白することで夫の誠実さに応えようと考えるかもしれません。
ですが、自白したら自分は楽になるかもしれませんが、夫を傷つけることになります。浮気をわざわざ自白するようなことは、避けた方がいいと思います。
まとめ
浮気の自白は、自分の心にある居心地の悪いボールを、自分は持っていたくないからと相手にパスしているようなものです。隠し事をしていることが、パートナーに対して不誠実だなんて思う必要はありません。自分の抱えてしまったボールは自分で持ち続けるのが、パートナーに対する思いやりです。
夫婦間で大切なのは、隠し事をしないことではなく、思いやりの気持ちを持つことです。大切なのは過去ではなくこれから先の未来です。未来のためにどうすればよいのかを考えてください。
ゆらこオフィスでは、浮気した側のカウンセリングを受け付けています。自分が浮気してしまいどうしてよいかわからない方、秘密厳守しますのでご相談ください。